先天性外耳道閉鎖症は耳の入り口から鼓膜までの外耳道が生まれつきふさがっている病気です。
片側だけの場合と両側ともふさがっている場合があります。
外耳・耳介の形成不全(小耳症)など、ほかの先天奇形を合併することがあります。
症状
- 聞こえがわるい(伝音難聴)
- イヤホンなど耳の穴に入れて使用する道具が使えない
治療
補聴器の使用
両側ともふさがっている場合は先天性両側難聴になるため、専用の補聴器(骨導補聴器)を使うことがすすめられます。
補聴器を使って音を聞く練習や、言葉を話す練習(言語訓練)が必要な場合もあります。
片側の場合は基本的には日常生活に大きな支障が出ないため、早急な対応は必要ありません。
手術による治療
保護者や本人の希望があれば、10歳頃に外耳道形成術という手術を行うことがあります。
成人してから手術を受けることも可能です。
小耳症が合併している場合は幼少時から形成外科の医師の診察を受けていただき、手術の時期や術式を検討していきます。
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